引越しお役立ち情報

引越し代を抑えるには

引越し費用で頭を抱える人のイメージ

引越しには何かとお金がかかるものです。
すぐに思いつくところでは、引越し先が賃貸の場合で前家賃・敷金(礼金)、保険、仲介手数料といったところでしょうか。
もし引越し先が分譲となればもはや言うまでもありません。

ほかにも家財の購入費用がありますね。はじめての一人暮らし、はじめての引越しとなればいろいろ揃えたくなるものです。転居のときでも新しい部屋に合わせて家具を一新するという方もいるのではないでしょうか。となると家財の購入代金のほか古い家財の処分料金なども必要です。
そして『引越し代金』。

「引越しの総額費用は家賃の5~6か月分(!)」と言われます。これをいかに抑えるかがポイントとなります。

ではここでいちばん調整しやすい『引越し代金』について考えてみましょう。

引越し代金を抑えるには・・・

目次

複数の業者に見積りを頼む

相見積りでどこに決めようか迷う人のイメージ

ひとつの業者だけだと判断基準がなくなります。安いのか高いのか区別がつかなくなり、結果その業者を選ぶしかなくなります。選んだ業者が比較的料金が安かったらラッキー。高めだったら残念orz
複数の業者に見積もってもらうことで料金の差を比べることができます。さらに他社の見積りを引き合いに出すことで値引き交渉もできます。「A社は○○円だったけど・・・」という感じですね。
このときそれぞれで見積書を作ってもらうとより比べやすくなります。あとで落ち着いて見比べることもできますし、業者に見せて交渉の材料にもなります。
そして何より『動かぬ証拠』となるのです。あとから言った言わないのトラブルを回避できます。

引越しシーズンを避ける

引越しのスケジュールを立てる人のイメージ

引越しは年間を通して混み具合の差はありますが、一般的に平日よりも休日、月初よりも月末の方が混みあう傾向です。また年末(12月)・年度末(3月)は早くから予約が埋まります。年度末は卒業、入学・就職、転勤が増える時期で、引越し業界では年間通していちばんの繁忙期です。そのためどこの業者でも引越し用のトラックはもちろん、作業員の確保が難しくなる時期です。かつてこの時期には『引越し難民』という言葉が出たほどです。
よって混雑していると予約を取りにくくなるため、料金が上がるというわけです。
ちょうど旅行シーズンの飛行機や新幹線、宿泊施設の料金設定と同じ理屈だといえばご納得されるでしょう。
さらには一日の中でも時間帯によって差が出ることも。早い時間帯(午前9時~10時ごろ)に引越しの作業を開始すると、近所への引越しでしたら昼ぐらいに新居に荷物が届きます。すると残りの時間を後片付けに充てられるということで人気があります。
逆に言えばこれらの時期をわざと避けることで引越し代金を抑えることができるのです。

付け加えるなら大手の業者(テレビCMで頻繁に目にするような会社)ほど名前が知られている分、混み合います。みなさん、知っている業者から声をかけ始めるからです。

今挙げたものは引越し関連のウェブサイトでも良く見受けられる、いわば「セオリー」です。そこでもう1点、引越し代金を抑えるコツをお伝えします。それは・・・

『訪問見積り』を依頼する

見積もりをする引越し作業員

昨今のコロナ渦で感染症対策のため、むやみに人と会いたくないという方が急増しました。また防犯上の観点からやたらと業者を家に入れたくないという方も。ご高齢者の家庭や一人暮らしの女性の家庭などで特に多いですね。
諸般の事情からすればそれももっともだと思います。しかしここでは「引越し代を抑える」方法を考えています。もう少しお付き合いください。

電話・メールなど口頭の見積もりでは荷量や搬出経路などの実態が掴みにくくなります。
例えば集合住宅の高層階からの引越しでエレベーターが設置されていない、もしくは何らかの事情でエレベーターを使えないというとき。階段での搬出・搬入を余儀なくされます。
または建物の立地条件。家の前の道路の幅が狭く、離れた場所に駐車しなければならないとき。その分移動距離が長くなり、時間がかかってしまいます。
このようなときは通常の作業プラスアルファの作業時間がかかってしまうわけです。
訪問しておけば上記のような状況は『織り込み済み』で見積りをできるのです。

『訪問見積り』のメリット

無駄を省ける

ダンボールの前でスマホを持ちながら困る女性

お客様・業者双方の感覚の違いから齟齬が生じてしまうことが多々あります。
『トラック1台分』がどれくらいの量になるかといったことです。
もし実際の荷量が想像より多かったとしたら。業者はあれこれ工夫してトラックに収めようとするでしょう。しかしそれでも収まりきらなかったとしたら、いざ当日になって荷物が積みきらないということもあり得るわけです。
するとどうなるか。対処法はふたつです。ひとつは往復して(いわゆるピストン輸送)、なにがなんでも作業を完了させる方法。その分時間がかかります。
通常、引越し業者は1日で数件の引越し作業をこなします。数件の引越し作業をこなします。よって1か所の作業の遅れはその日の作業全体に影響を及ぼします。高速道路で先頭を走っていた車がスピードを緩めると後続の車がみんな速度を落とし、そこから大渋滞が発生します。それと同じ理屈ですね。
業者側からするとその遅れを取り戻すために策を立てます。場合によってはスケジュールの見直しも必要となり、臨時に人員を手配する必要が出てきます。となるとその分の費用が発生します。

もうひとつは残った荷物はそのままにしておく方法です。お客様からすれば「荷物を置いていかれた」状態です。しかしこれは現実的ではありません。ほとんどの場合は荷物を旧居に置いたままにはできないわけで、そうなると別の業者を探す羽目になります。つまりもう一度引越しをし直すということです。

いずれにしても予想外の出費となります。結局、安く抑えるコツは無駄な出費を削ることなんです。

質問・相談できる

作業服を着た男性作業員とお客の会話

訪問見積りのメリットもうひとつ。
それが『質問・相談できる』です。
例えば、「今ある家財を引越しの荷物として持っていくか、処分するか」とか、「引越しの準備はどのように進めたらいいか」とか。
「家具・家電製品の設置も頼めるか」といったこともありますね。

このような質問もその場で聞くことができて、その場で回答が得られます。これは専門職である引越し業者が実際に品物を見るからこそできることなんです。

アドバイスが手に入る

引越しは業者におまかせ

ほかにも出費を減らすためのアドバイスも手に入ります。
例えば、上述した引越し時期や時間帯時間帯なども融通が利きます。これだけでも引越し料金が変わることもあります。
引越しプランのカスタマイズという手もありますね。時間指定なしのフリー便、複数の人の荷物を1台のトラックに載せる混載便、○○パックなど。
大きいものだけ運ぶという選択肢も考えられます。
いずれにしてもその場で打ち合わせができるからこそです。

どんな業者か判断できる

知らない人が訪問してきて困る主婦

最後に、どんな業者か契約前に判断できるという点も。
想像してみてください。電話のやり取りだけで契約して、引越し当日家に来た業者がなんだか見た目怖そうな人たちだった。断りたいけど引越し当日だし、ビクビクしながらお願いした。
多少大袈裟ではありますが、このような話、あながち間違いでもないのです。
事前に対面していればこのようなこのような事態を避けることができます。気になるようならその時点で断っちゃえばいいのですから。
もちろん、そうならないのが一番ですけど。



以上、いろいろと書いてきましたが、いかがでしょうか。



弊社、引越しと不用品回収の「きりり」では土日・祝日も営業。毎日9時から19時まで皆様のお問い合せを承っています。
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