中野区は東京23区の西部に位置する面積15.59㎢の特別区です。
人口は約345,000人で、人口密度は約22,130人と、日本の全自治体の中で豊島区に続き第2位の高さです。
『多彩なまちの魅力と支えあう区民の力』を区のキャッチフレーズとしています。
鷹狩とは飼いならした鷹や隼を野に放って行う狩猟の一種です。世界的に古代から王族・貴族の間でなされてきました。
日本でも例外ではなく、奈良時代にはすでに鷹狩の文化があったようです。
江戸時代に入って初代将軍・徳川家康以降、代々の将軍が鷹狩を楽しんでいました。現在の中野区の一帯は幕府の鷹狩の指定地となりました。
しかし鷹狩の文化も一度途切れることとなりました。将軍が5代目の綱吉となり、『生類憐みの令』が発せられたからです。
では鷹狩の指定地であった中野の広大な土地はどうなったのでしょう。そこにはお囲いと呼ばれる犬小屋が建てられ、保護されたお犬様をそこで養育することとなりました。
やがて広大だったはずのこの敷地だけでは飽き足らず、お囲いは次第に拡大し、最大で約100haにもなったそうです。これは現代風の表現をすると東京ドーム21個分に相当します。
しかしこれをピークにお囲いは急速に縮小していきました。綱吉が死去したからです。この時養育されていた犬は数万匹にもおよび、お囲いが廃止になった後は地域の人々が犬の面倒を見たそうです。
中野駅北口すぐの中の区役所もお囲いの範囲に入っていました。区役所の庁舎前にはお囲いの犬の像が建てられています。
中野区は大規模の公園がいくつかあります。それは昭和、あるいはそれ以前から利用されていた施設の跡地を再利用したからです。
1915(大正4)年、現在の中野区新井に市谷から刑務所が移転してきました。豊多摩刑務所と改名されたこの刑務所には時代柄、治安維持法の抵触した学者や作家などの文化人、労働者、活動家といった政治犯・思想犯が収容されました。
ここでは主だった収監者だけでも大杉栄、荒畑寒村、中野重治、小林多喜二、大岡周明など名だたる人物が収監されていました。
戦後の米軍による接収を経て中野刑務所として稼働したのち1983(昭和58)年に閉鎖、その跡地に平和の森公園として開園しました。
平和の森公園からほど近い中野四季の森公園の前身は陸軍の施設でした。その施設内の複数部隊が千葉県に移転すると1939(昭和14)年、陸軍中野学校が開設され、スパイの養成や諜報活動の教育がされていました。
戦後、跡地に警察学校が建てられました。警察学校が府中に移転したのち跡地に2012(平成24)年、中野四季の森公園が開園しました。周辺にはオフィスビルや大学のキャンパスもあり、一帯を『中野四季の都市(もり)』としています。
江古田にある江古田の森公園はかつて国立療養所中野病院が存在していました。
中野病院は当初、肺結核の療養所として開業しました。結核の治療にはきれいな空気が何よりも重要ということからこの地が選ばれました。また病院建設に合わせて敷地内には樹木も植えられました。
中野病院廃止後は公園が設置され、約6万㎡の広大な敷地は災害時の広域避難所にもなっています。
人口総数 約345,000人
世帯数 約208,000世帯
転入者数 約26,000人
転出者数 約24,100人
ごみの総排出量(23区) 約3,120,000t
ごみのリサイクル率(23区) 16.7%
青梅街道
東京メトロ丸の内線の地上を横断している青梅街道は1606(慶長11)年、江戸城の改築に必要な石灰を現在の青梅市成木から運ぶために整備されました。
この青梅街道の途中、中野本町付近の新井薬師と杉並区の堀之内妙法寺へと向かう分岐点に鍋屋という茶店がありました。
分岐の目印であり、参拝の休憩所としても広大な敷地に梅林を営んだ鍋屋は繁盛したそうです。昭和の初期には中野銀座と呼ばれるまで発展しました。
年を経て交通手段が移り変わっても青梅街道は主要な幹線道路として機能しています。
これより中野区での粗大ごみの処分方法をご説明します。
中野区では一般家庭から出る不用品のうち、ベッド・ソファー・タンス・テーブル・テレビ台などの家具類や電子レンジ・食器洗い乾燥機・ストーブ・マッサージ機・プリンターなどの電化製品、自転車・ベビーカー、健康器具・スポーツ用品・楽器など1辺の長さが30㎝以上のもの、その他硬くて処理が困難なものなどを粗大ごみと定義しています。
しかし、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象品として、中野区では処分することができません。
これらを処分するには、購入した店舗(買い替えた場合は買い替えた店舗)で引き取りを依頼してください。
買った店舗がなくなってしまった、転居などで店舗が遠くなり頼むのが困難という方は以下の方法があります。
リサイクル料金と収集運搬費が必要です。回収時に収集運搬業者に支払ってください。
申し込み先は以下の通りです。
家電リサイクル受付センター
電話 : 0570-087200
祝日・年末年始を除く月曜日~金曜日の午前9時~午後5時の間に申し込んでください。
インターネットはこちら(別ウィンドウで開きます)から申し込んでください。
こちらは24時間受け付けています。
家電リサイクル受付センターに依頼したときに比べ、収集運搬費が安くなります。
中間集積所は以下の通りです。
中野運輸株式会社
住所 : 中野区丸山1-2-1 電話 : 03-3387-4356
株式会社小川商会
住所 : 中野区江原1-25-11 電話 : 03-3951-3027
栄和清運株式会社
住所 : 杉並区堀ノ内2-11-32 電話 : 03-3317-2281
営業時間は各社に問い合わせてください。
収集運搬費は不要です。
近隣の指定引き取り場所は以下の通りです。
有限会社東南流通
住所 : 世田谷区喜多見1-13-2 電話 : 03-5727-1425
祝日と年末年始を除く月曜日~金曜日の午前9時~12時と午後1時~5時、土曜日の午前9時~12時の間に持ち込んでください。
東亜物流株式会社 板橋営業所
住所 : 板橋区舟渡1-17-2 電話 : 03-5914-6440
祝日と年末年始・お盆休みを除く月曜日~金曜日の午前9時~12時と午後1時~5時の間に持ち込んでください。
なお、家庭用パソコンについてはパソコン3R推進協会(別ウィンドウで開きます)に回収を依頼してください。
上記のほか、自動車やオートバイ(部品も含む)、耐火金庫・ピアノ、ガスボンベ・灯油・塗料・花火、消火器などは適正な処理が難しく、中野区では収集していません。
これらは購入した店舗に引き取りを依頼するなど、正しい処理を行ってください。
また、事業所から出る廃棄物は産業廃棄物となるので、許可業者に依頼してください。
詳しくは中野区のホームページ(別ウィンドウで開きます)でご確認ください。
中野区で粗大ごみを処分するには事前のお申し込みが必要です。
申し込み方法は以下の通りです。
粗大ごみ受付センター(電話 : 03-5715-2255)に年末年始を除く月曜日~土曜日の午前8時~午後7時までの間に申し込んでください。祝日も受け付けています。
月曜日・火曜日や祝日の翌日は電話が混み合います。余裕をもって申し込んでください。
こちら(別ウィンドウで開きます)から申し込みが可能です。
24時間受け付けています。
一度に11点以上の粗大ごみを出す場合はインターネットでは受付できません。電話で申し込んでください。
収集までに粗大ごみシールを購入してください。
中野区ではA券(200円)とB券(300円)の2種類あります。必要枚数用意してください。
粗大ごみシールはこちら(別ウィンドウで開きます)で取り扱っています。
処理手数料はこちら(別ウィンドウで開きます)でご確認ください。
次に該当する方は料金の減額や免除が受けられる場合があります。
①生活保護受給者の方
②児童扶養手当受給者の方
③特別児童扶養手当受給者の方
④老齢福祉年金受給者の方
⑤天災その他大規模災害を受けた方
⑥天災等の災害を受けた方
⑦中国残留邦人等支援給付受給者の方
ご希望の方は粗大ごみ受付センターに申し出てください。
インターネットからは申込できません。ご注意ください。
収集日の朝8時までに指定場所に運び出してください。
その際粗大ごみシールに収集日と氏名または4桁の受付番号を記入して粗大ごみの目立つ場所に貼ってください。
シールを貼っていないものや料金不足のものは収集できません。ご注意ください。
運び出しの際には交通の妨げになったり、ご近所の迷惑にならないようお気を付けください。
作業員が家の中に入ることはできませんが、障がい者だけの世帯や65歳以上の高齢者だけの世帯等、ご自身で運び出すことが困難な方にはお部屋からの運び出しを行います。
ご希望の方は中野清掃事務所(電話 : 03-3387-5353)に相談してみてください。
中野区では清掃施設に持ち込んでの処分は受け付けていません。
中野区の粗大ごみについて詳しくはこちらへお問い合わせください。
中野区環境部ごみゼロ推進課 ごみ減量推進係
電話 : 03-3228-5563
FAX : 03-3228-5634
いかがでしたか?
よろしかったらご参考にしてください。
なお当社、「きりり」は年中無休で営業しております。
・引越しや大掃除で思わぬゴミが大量に出てしまった
・仕事が忙しくて片づける暇がない
・粗大ごみが大きくて一人では運び出せない
・今すぐにでも処分したい
このようにお困りの方はぜひお問い合わせください。