引越しお役立ち情報

引越しのときのエアコン、どうする?

室内の稼働するエアコン

暑い夏に寒い冬。
一年を通して欠かせない道具、それはエアコンです。

ところでこの場は「引越しと不用品回収の『きりり』」のホームページです。
引越し業者のサイトをご覧になっているあなたは現在、引越しをお考えのことでしょう。

そこでこのページでは「引越しのときのエアコン、どうする?」を考えてみましょう。

目次

引越しのときのエアコン

室内の稼働するエアコン

あなたが引越しをするときに部屋に設置してあったエアコンはどうしますか?
処分して買い替えますか?それとも外して新居で取り付けますか?
おそらく皆さん、新しいエアコンを買った方が安いのか、移設した方がお得なのかわからないっていう状態だと思います。しかしそれは状況や状態により答えは変わりますので一概に「買い替えましょう」「移設しましょう」とは言えません。
まずは移設することのメリット・デメリットを知っておきましょう。

ちなみにここではエアコンはご自身で入居後(あるいは入居時)に取り付けたという前提です。

最初に確認しておく

まずは今の部屋

アパートの一室

さて、まずは前の部屋、つまりあなたが今まで住んでいた部屋のエアコンです。
賃貸物件賃貸物件には賃借人(借主/あなた)と賃貸人(貸主/大家・管理会社など)の双方に『原状回復義務』と呼ばれる義務が発生しています。
原状回復義務とは賃借人が退去するときに入居時と同じ状態に戻すことをいいます。つまり退去時には部屋の中のものをすべて出して明け渡す義務のことです。

つまり入居時に備え付けてあったもの以外は最低限、取り外さなければならないわけです。

そして新しい部屋

新築住宅のシンプルな洋室

現在のエアコンを新居でも使うというときにはあらかじめ確認しておく必要があります。
まずは部屋の間取り。旧居より部屋が広くなるときは冷房・暖房効率が悪くなる可能性があります。
また設置スペースが確保できない場合は当然、取付できません。
エアコンに必要な室外機の置き場所も重要です。
充分な設置スペースが確保できないとなると配管の延長工事が必要となり、部品代が発生します。

引越し先が賃貸物件なら、電源や配管の穴の工事などが可能かどうか調べておかなければなりません。これは大家さんもしくは管理会社に確認します。

いざ作業

エアコン取付工事

ここで大事なのは、エアコンは『自分で取り外さない』ということです。
近年ではネット上でエアコンの取り外し方を説明しているサイトが多く存在します。
動画でも配信されていて、わかりやすく説明しています。
自分でもできるだろう、と思ってしまいます。
ですが、そこを思い留まってください。悪いことは言いません。本当に。

確かにご自身でやればその分安く済むでしょう。しかし、一般の方がご自身で取り外すには知識も技術も道具も不足しています。
この状態で取り外しを強行すると、かなりの確率で故障につながるでしょうし、最悪事故を引き起こす可能性が出てきます。

設置工事についても同様です。
エアコンを取り付けるときに本体が傾いていたり、接続が上手くいってないとガス漏れや故障の原因ともなります。またエアコンは高い位置に設置するため、本体を抱えたまま脚立などの台に上って作業をする必要があります。
このようにエアコンの取り外し・取り付けには多少の予算は目つぶって業者に依頼することを強くお薦めします。

誰に頼む?

脚立に乗って工具を使用して室内で作業をする男性

では、どの業者に依頼すれば良いのでしょう?
いちばん簡単なのはエアコン業者です。
取り外しも取り付けも専門業者ならではの技術を発揮してくれます。
引越し先でのパイプの延長工事などにもすぐ対応してもらえます。餅は餅屋です。
しかも比較的安価で依頼できます。

しかし業者によっては取り外しと取り付けは行うものの、「運搬」はやっていないというところもあります。そうなると運搬はさらにほかに頼むか、ご自身で運ぶということになります。
加えてエアコン業者は別の家庭での取り外し・取り付けや修理など、ほかの顧客との同時進行になります。よって引っ越してすぐにエアコンを取り付けられないといった事態も起こります。引越しのシーズンや季節の変わり目などで顕著です。

一方、引越し業者に依頼すればエアコンも引越しの荷物のひとつとして取り扱うためもちろん運搬はしてもらえます。
設置については大手の引越し業者の場合、工事関係の部署を持っているところはありますが、多くは提携の工事業者に委託する体制をとっています。よって仲介手数料として若干割高になることが考えられます。
併せて、時期によってはエアコン業者に直接依頼するときと同様、引越し日とエアコンの取り付け日に間隔があくこともあります。
その代わり手間は確実に減ります。引越し業者を窓口として依頼すればその先はすべていおまかせなのですから。
頼む相手が増えるほど手間も増え煩雑になるものです。その負担が大幅に軽減されます。
引越し前後のあわただしい時期です。検討してみてはいかがでしょうか。

エアコンを買い替えるなら

新宿西口電気街

ここまでは引越し時のエアコンの移設についてご説明してきました。
次に古いエアコンは処分して、新しく購入するということも考えてみましょう。

一般的にエアコンの寿命は約10年といわれています。
もしも今ご使用のエアコンが10年以上前に購入されたとすると、せっかくお金を払って移設してもすぐに壊れてしまうかもしれません。
そうすると買い替えることになり、また出費がかさんでしまいます。

また10年は経っていないけどちょっと前の型で、省エネ機能がないエアコンというのもあるでしょう。
最近のエアコンは性能が充実していて、省エネ機能も搭載されているのでかえって電気代が安くなったりします。

結果、思い切って買い替えた方がお得になったりするのです。

新居の広さが変わったという方も買い替えを検討してみてください。
エアコンは大きさによって対応畳数対応畳数が異なります。対応畳数より大きい部屋でも、小さい部屋でさえも稼働効率が悪くなります。
つまりエアコンの性能をフルに発揮できず余計な電気代だけを払っていることになります。
もしこの部屋に長く住むようでしたら買い替えもアリでしょう。

古いエアコンの廃棄

廃材(エアコン)

最後に、エアコンを買い替えるとなると古いエアコンを処分する必要が出てきます。
エアコンは家電リサイクル法の対象製品となるため、役所・役場の粗大ごみ収集に出すことはできません。
新しいエアコンを購入した店に引き取ってもらうか、ご自身でお近くの指定引取場所まで持っていくことになります。
ほかには業者に引き取りを依頼することになりますが、取り外しも一緒に頼めるところが良いでしょう。
エアコンの引き取りもやってくれる引越し業者がベストですね。
手間が大幅に軽減されます。
エアコンの処分については当サイト内「エアコンの処分方法」という記事でも触れていますので、よろしければご覧ください。



以上、いろいろと書いてきましたが、いかがでしょうか。



弊社、引越しと不用品回収の「きりり」ではあらかじめお客様のご自宅や事務所等にお伺いをし、荷量や状況を把握しつつご料金の算出を 行っています。
こうすることでお客様のお引越しを滞りなく完了させることができるのです。
弊社のスタッフは経験豊富なベテラン揃いです。お見積りの際にはお客様にとって最適なプランのご提案をし、お客様からのご質問・ご相談も承っております。
また、引越しに伴う不用品・エアコンの処分にも対応しています。

何なりとご利用ください。

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